他人に成りすまして信用情報を開示請求か、詐欺未遂容疑で男2人を逮捕 警視庁

偽の在留カードなどを製造する違法ビジネスを行っていたとされる中国人グループが、日本人名義のクレジットカードを不正取得してキャッシングなどをしていた事件で、警視庁国際犯罪対策課は、詐欺未遂の疑いで、相模原市の無職、鈴木啓修容疑者(62)ら男2人を逮捕した。認否を明らかにしていない。 逮捕容疑は、何者かと共謀して9月、偽造した身分証を使って20~40代の男性4人になりすまして、「日本信用情報機構(JICC)」に開示請求を行い、情報を得ようとしたとしている。 国際犯罪対策課によると、鈴木容疑者らは5月以降、JICCに少なくとも26人分の不正な開示請求を行っていたとみられる。鈴木容疑者らの自宅や活動拠点からは、プリンターや他人名義のマイナンバーカードなど約190点が見つかった。国際犯罪対策課は、2人がクレジットカードなどの偽造にも関与していた疑いがあるとみて、中国人グループとの関係についても調べている。

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