7日夕方、横浜町の国道で89歳の女性を乗用車ではねて大けがをさせたとして、むつ市に住む教諭の男が現行犯逮捕されました。女性はその後、死亡しました。 ★一戸亮太記者 「現場に残された車が荷台に乗せられ、運ばれていきます。」 逮捕されたのは、むつ市大畑町の中学校教諭・澤田大貴容疑者（29）です。澤田容疑者は7日午後4時すぎ、横浜町向平の国道279号を歩いていた、近くに住む内山スヱさん（89）を乗用車ではねて大けがをさせた、過失運転致傷の疑いが持たれています。 内山さんは全身を強く打ち、意識不明の重体で青森市内の病院に搬送されましたが、およそ2時間半後に死亡が確認されました。 現場は街灯がない片側1車線の直線道路で、当時は雨が降って路面が濡れており、見通しは悪かったということです。 警察によりますと、澤田容疑者は事故のあと自ら119番通報していました。警察は内山さんが横断歩道のない道路を渡っていたとみて、詳しいいきさつなどを調べています。