組事務所に突っ込むために車盗んだか 住吉会系幹部を逮捕

指定暴力団住吉会系組事務所に突入するために車を盗んだとして、警視庁暴力団対策課は8日、いずれも住居不定で、指定暴力団住吉会系組幹部の細淵力(42)と無職の本間愁也(22)の両容疑者を、窃盗容疑で逮捕したと発表した。 逮捕容疑は2023年9月9~10日、千葉県佐倉市の住宅に止めてあったトヨタ「アルファード」1台(400万円相当)を盗んだとしている。いずれも黙秘しているという。 警視庁によると、翌11日、東京都足立区の住吉会系組事務所に車が突っ込む内部抗争事件が発生。使われたのが、このアルファードだった。 この事件をきっかけに、自動車販売・整備会社と暴力団が結託して盗難車に不正取得したナンバープレートを付け替えていたとされる事件が発覚し、細淵容疑者が指示役だったとみられている。

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