パトカーから逃走中に、2台の車にぶつかる事故を起こした男が、過失運転傷害の疑いで9日午前、送検されました。 京都市の会社員、西村佳幸容疑者(31)は7日夜、大阪市東淀川区の府道で車を運転中に、2台の車に衝突し、20代の男性に軽傷を負わせた疑いで現行犯逮捕され、9日午前に送検されました。 警察が、別の事件で手配中だった西村容疑者の車を発見して、パトカーで追跡を始めたところ、500メートルほど逃走し、車にぶつかったということです。 事故に遭った車に乗っていた人は「停車していたらいきなりドカン。突撃してきた車に警察官が寄ってきて、中の人が取り押さえられた」と当時の様子を話しています。 取り調べに対し、「パトカーから逃げようとした」と容疑を認めているという西村容疑者。 その後の捜査関係者への取材で、自分の子どもの首を絞めたとして、殺人未遂の疑いで、京都府警が緊急配備をかけ、行方を追っていたということです。 容疑者の子どもは、病院に搬送されましたが命に別条はないということです。