中高生関与の大麻所持事件 30歳男を起訴 中学生は不起訴など5人の処分決定

ことし10月、営利目的で大麻を所持したとして県内の中高生3人を含む5人が逮捕された事件。 山口地検は今月9日までに5人の処分を公表し、男1人を、麻薬及び向精神薬取締法違反の罪で起訴しました。 この事件はことし10月、下関市内のアパート内で麻薬である大麻を営利目的で所持した疑いで、住居・職業不詳の男(30)と住居不定・無職の男(20)、県内に住む中高生3人の計5人が逮捕・送検されたものです。 山口地検は今月9日までに、住居・職業不詳の男(30)を大麻=171グラム余りを営利目的で所持した麻薬及び向精神薬取締法違反の罪で起訴し、当時16歳と19歳の高校生2人を同様の非行事実で山口家裁に送致しました。 一方で、住居不定・無職の男(20)と中学生(当時14歳)については不起訴処分にしました。 山口地検は処分の理由を明らかにしておらず、「起訴することについて、積極、消極、双方の事情を考慮した」としています。 また、住居不定・無職の男(20)はことし4月、周南市内の墓地で覚醒剤や大麻を営利目的で所持していた疑いでも送致されていて、今月9日、覚醒剤取締法違反と麻薬及び向精神薬取締法違反の罪で起訴されています。

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