西畑大吾が「マトリと狂犬」で薬物の売人役!“マトリ”細田善彦ד警察”向井理の板挟みに

MBS・TBSドラマイズム枠では、2026年1月20日より西畑大吾(なにわ男子)主演の連続ドラマ「マトリと狂犬」(MBS=火曜深夜0:59、TBS=火曜深夜1:28)がスタートする。 「マトリと狂犬」は、原作・田島隆氏、漫画・マサシ氏による、麻薬の怖さと裏社会のリアルを描いた「マトリと狂犬 -路地裏の男達-」(秋田書店「ヤングチャンピオン」連載)が原作。元役者の薬物の売人・梅沢恭之介(西畑)が、ある薬物事件をきっかけにマトリ・黒崎徹と警察の葛城彰斗のダブルスパイをすることになり、地獄の立場に追い込まれていく。監督はお笑い芸人として第一線で活躍する一方で、数々のヒット作を手掛ける品川ヒロシ、脚本は服部隆氏が担当し、「麻薬」という魔物と因縁を持つ男たちの欲望が交錯する狂気のアクション・エンターテインメントを描き出す。 西畑が演じる元役者から薬物の売人へと転落した梅沢は、15歳の時に出演したヤンキー映画がヒットし一時期売れるが、酒での暴力沙汰を起こし謹慎。仕事を失い、違法カジノで莫大な借金を作り、返済のために闇バイトを経て麻薬の売人となった経緯がある。その後、ある薬物事件をきっかけにマトリの黒崎と警察の葛城のダブルスパイをすることになる。 西畑は本作が連ドラ単独初主演となり、役作りのために金髪にヘアーチェンジして挑む。西畑はオファー時を振り返り「最初に思ったのが、『え!? ヤクの売人役ですって!?』でした」と笑いつつ「まさか自分にそんなアウトローな役のオファーが来ると思っていなかったので、すごく驚きました」と率直な感想を話す。また、原作を読んだ際には「『え!? これ地上波でいける!?』でした(笑)。内容が攻め過ぎているので」と驚き続きだが、「でも、そのアンダーグラウンドな世界観にどんどん引き込まれていきました」とすっかり魅了されている。 その西畑演じる梅沢をマトリのスパイとし、薬物に対して異常な執念を持つ関東信越厚生局・麻薬取締部の麻薬取締官・黒崎徹役を細田善彦が担う。黒崎は常識を超えた過激な捜査手法を取るため、「マトリの狂犬」と呼ばれている。そんな黒崎と敵対関係にある警視庁薬物銃器対策課・警部補の葛城彰斗役を務めるのは向井理。出世のためなら手段を選ばず、冷酷なことから「警察の狂犬」と言われる葛城。マトリとはライバル関係にあり、梅沢にマトリと警察のダブルスパイをするよう提案する。 細田は「品川監督のもとで『狂犬』に挑戦できる喜びをかみ締めながら、どこまでも真っすぐな黒崎を力強く演じました」と熱演を報告。「撮影中、西畑さんや向井さんと対峙(たいじ)する時間が楽しくて、どんなドラマになるのだろうとワクワクしていました。薬物に翻弄(ほんろう)された登場人物たちの生きざま、何度も見返したくなる中毒性の高いドラマに仕上がっています。『マトリと狂犬』ご期待ください」とアピール。 向井は「タイトルからして穏やかではありませんが、内容はさらに過激なモノになっております」と激しい物語をうかがわせる。さらに「タイトルにある『狂犬』の役になりますが、警察とは思えないほど素行の悪い人です。とは言え信念があり、犯人逮捕のためなら手段を選ばない熱血漢でもあります。それが行き過ぎて…」と役柄を伝え、「なかなか劇薬な作品ですので、覚悟を持ってご覧ください!」と視聴への心構えを呼びかけた。 最後に西畑も「細田さん演じるマトリの黒崎と向井さん演じる警察の葛城との板挟みに遭う梅沢。凸凹バディであり、はたまたスパイであり」と複雑な関係を示しつつ、「そんなドタバタ劇を品川監督が派手なアクションとユーモアあふれる笑いで包み込む、カオスな作品です! 皆さまの毎週火曜深夜をアンダーグラウンドでカオスな世界へと誘います。お楽しみに」と訴え、そんなドタバタ劇を演出する品川監督は「振り回される主人公を演じる西畑くんの普段は見られないワイルドさと普段通りのかわいさ。細田くんの狂暴さ加減。向井くんの圧倒的な強者感。狂犬たちと麻薬組織との熱い戦い。ぜひ見てください」と自信を見せた。 原作の田島氏は完成品を見て「かっこええ!」と広島弁でうなってしまったと告白し、「いや、ホントに西畑くんが格好いいんです。アクションシーンなんてもう。こんな西畑くんが見れるとは。絶対に西畑くんファンは、ほれ直すと思います」と太鼓判。そして「細田さん、向井さんがまた名演技。なんでこのクオリティー? このドラマ深夜放送だよね? もったいないだろ!? 一瞬でそんな言葉が頭の中で爆発してました」と俳優陣の演技を称賛。「それにしても、個性豊かな役者陣をまとめた品川監督は大したものです。あらためて感服です。原作と同じでありながら違った魅力あふれるこのドラマ。皆さんに自信を持ってお薦めします!」とメッセージを寄せている。

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