新型コロナ「持続化給付金」100万円詐取か 東京と長崎の男女逮捕 「適正な申請だった」と否認

新型コロナウイルス感染症の対策として導入された「持続化給付金」を不正受給したとして、男女2人が詐欺の疑いで逮捕されました。 逮捕されたのは東京都青梅市の無職の男(60)と諌早市幸町の無職の女(47)です。 警察によりますと、2人は2020年6月頃、持続化給付金を申請する際に、女に受給資格がないにも関わらず、あたかも女が個人事業主であると装った申請を男が行い、給付金100万円を不正受給した疑いがもたれています。 2人の関係者から2020年8月頃に情報提供を受け警察が受給資格の有無などを捜査したところ、2人の犯行が明らかになったとして10日、2人を詐欺の容疑で逮捕しました。 調べに対して2人は「適正な申請だった」などと話し、容疑を否認しているということです。警察は金の流れも含め調べを進めています。 【持続化給付金とは】 新型コロナ感染拡大に伴う営業自粛などで影響を受けた事業者に対し、国が支給した給付金制度。農業、漁業、製造業、飲食業、小売業、作家・俳優業など幅広い業種で、法人・個人が対象で、中堅・中小企業には最大200万円、フリーランスを含む個人事業者には最大100万円が給付された。

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