フィンランドの名門クラブであるFCハカのスタジアムが放火の被害にあったという。英『THE Sun』が報じている。 同クラブは9度のリーグ優勝や12回のカップ戦優勝の過去をもつフィンランドを代表するクラブの1つではあるが、今シーズンは振るわず。フィンランドの一部リーグであるヴェイッカウスリーガを11位(全12チーム)で終え、降格が決まっていた。 そんななか、同メディアによると、日曜日の夕方、同クラブのテーターン・ケンタ・スタジアムで火災が発生。メインスタンドが全焼し、人工芝のピッチも損傷したという。 警察のその後の調査にて、犯行を行った10代の少年3人組を逮捕し、15歳の少年が放火を認めた模様。 これを受けて同クラブの会長は「被害額はまだ見積もっていないが、相当な額になる可能性が高い」と話しており、調査がすべて完了したらメインスタンドは解体せざるを得ないようだ。 この事件は放火として捜査されているが、同メディアは「3人はフィンランドの法律で刑事責任を問われる年齢に達していないため、起訴される可能性は低い」と報じている。