『ポリス鬼ごっこ』に憧れて原付バイクで集団暴走か 高校生ら5人を摘発 背中には“鬼達磨虎魚”の文字も 新潟・上越市

3人乗りと2人乗りの原付バイクで集団暴走をしたとして、新潟県上越市に住む少年ら5人が摘発されていたことがわかりました。 「ポリス鬼ごっこがしたかった」。そう供述したということです。 ■パトカーのドライブレコーダーに映る“集団暴走”の一部始終 時刻は午前2時半ごろ、上越市内にある飲食店の駐車場です。 パトカーが追う先に、1台、2台とバイクが走っていきます。 よく見てみると…ヘルメットを着けず、“複数人”が乗っているのが分かります。 その後、道路へ出た2台のバイクは、横切る車を気にするそぶりもなく、赤信号をそのまま通過。 今年8月、パトカーのドライブレコーダーに記録された映像です。 ■3人乗り・2人乗りのバイクで集団暴走したか 少年5人を摘発 道路交通法違反の疑いで逮捕・書類送検されていたのは、上越市と妙高市に住む15歳から18歳までの男子高校生とアルバイト従業員の少年ら合わせて5人です。 警察によりますと、5人は8月1日の未明、2台の原付バイクに分乗し、一方は3人乗り、もう一方は2人乗りをして、県道などで信号無視の違反を繰り返しながら、交通の危険を生じさせ、他人に迷惑を及ぼす行為をした疑いが持たれています。 【上越署 川瀬芳幸 副署長】 「赤信号無視を繰り返し行って、道路を進行した非常に危険な行為だった」 ■少年ら「ポリス鬼ごっこがしたかった」 警察が押収した特攻服には、「直江津」「特攻隊長」。 そして背中には5文字の漢字が…「鬼達磨虎魚(おにだるまおこぜ)」と読むようです。 猛毒を持ち、刺されると死ぬケースもあるという、あの“オニダルマオコゼ”のことでしょうか? 警察によりますと、5人は地元の先輩後輩の関係で、いずれも容疑を認め「SNSで『ポリス鬼ごっこ』の動画を見て、やってみたいと思った」という趣旨の供述をしているということです。 ポリス鬼ごっことは警察官を“鬼”に見立てて逃げるという行為で、5人とは断定できないものの、警察には今年4月ごろからバイクの暴走行為に関する通報が相次いでいました。

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