電力量計に不正な部品を設置し電力送配電会社の業務を妨害した疑い アメリカ国籍の会社役員の男(34)ら2人を逮捕

去年10月から約1年間にわたり、佐賀市内の店舗に電力量計の正常な計測を妨げる部品を設置し、電力送配電会社の業務を妨害したとして、アメリカ国籍の会社役員の男(34)ら2人が逮捕されました。 偽計業務妨害の疑いで逮捕されたのは、いずれも東京都に住むアメリカ国籍の会社役員の男(34)とその合同会社の業務執行役員の男(30)です、 2人は去年10月からおよそ1年間にわたり、佐賀市内にある洋菓子店の電力量計に正常な計測を妨げる部品を設置し、電力量を不正に削減させたうえ、電力送配電会社に正規の電気料金の算出や部品の取り外しをさせるなどして、業務を妨害した疑いが持たれています。 警察によりますと、アメリカ国籍の男は、東京都葛飾区に本社を置き、事業者向けの設備コンサルティングや電力削減業務を行う会社の代表取締役で、業務執行役員の男は、部品の設置などに関する手続きを担当。 今年10月、電力送配電会社の職員から「佐賀市内の店舗の電気メーターに不正な部品が取り付けられていた」と通報があったことで、事件が発覚したということです。 警察は、共犯事件のため2人の認否を明らかにしていませんがほかに共犯者がいる可能性や全国的に犯行に及んでいた可能性があるとみて捜査を進めています。

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