自宅の庭で倒れている母親を保護せず放置したとして、兄と妹が逮捕されました。 奥谷誠容疑者（49）は、妹の知子容疑者とともに保護責任者遺棄の疑いで逮捕されました。茨城県茨城町で73歳の母親と同居していた2人。警察によりますと、2人は今月12日からおよそ2日にわたり自宅の庭で倒れていた母親を放置した疑いがもたれています。母親は、そのまま自宅の庭で死亡しました。 事態が動いたのは14日。妹の知子容疑者から知人に「母親が庭で倒れて動かない」と相談が。その後、知人が警察に通報したことで事件が発覚したということです。 警察は2人の認否を明らかにしていませんが、なんらかのトラブルが原因で放置した可能性があるとみて、詳しい経緯について調べています。