「宇宙システムが私の体を介して一連のことを…」”占い師”女 初公判で無罪主張 信者2人に自殺教唆

“信者”だった男性2人をそそのかし、自殺させた罪などに問われている占い師の女の裁判が17日始まり、弁護側は責任能力がなかったとして無罪を主張しました。 占い師の浜田淑恵被告は、5年前、和歌山県の海で、“信者”だった男性2人をそそのかして自殺させたうえ、そのうち1人の遺書を偽造した罪などに問われています。 この日の初公判で浜田被告は「宇宙システムが私の体を介して一連のことを行った」と話し、弁護側は「事実関係は争わない」とした一方で「心神喪失の状態で刑事責任能力がなかった」と無罪を主張しました。 一方、検察側は「自宅に住まわせていた愛人が逃げ出すようになり、(愛人を操る)システムを破壊するため自殺を話し合うようになった」と指摘しました。 事件をめぐっては、信者の女2人についても逮捕・起訴されこのうち1人は浜田被告から自殺の指示があったことを認め、有罪判決を受けています。

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