ストーカー被害について、司法担当の長谷川記者の報告です。 (長谷川記者) 「ことし4月、神奈川県川崎市で20歳の女性が遺体で発見された事件。女性は元交際相手の男からつきまとい行為を繰り返し受けていたとみられています。ストーカー被害をどう防ぐのか。取材しました」 ◇ 誕生日を祝うプレートを持ちカメラに向かって微笑む女性。遺体でみつかった神奈川県川崎市の岡崎彩咲陽さんです。 逮捕・起訴された元交際相手の白井秀征被告。岡崎さんの遺体を遺棄した疑いなどがもたれています。白井被告はつきまとい行為を繰り返していたとしてストーカー規制法違反の疑いでも逮捕されています。 次第にエスカレートするストーカー行為。新潟でも被害を受けたという人が…まちで聞きました。 会社員の30代女性 「(何度か)タクシーを利用してたまたま同じ人が運転手だった。(その人から)仕事場に電話がかかってきたことがありました。めっちゃ怖かったです」 子どもを連れた女性 「知人の話なんですけど、ひとり暮らししているときに家まで来てドアを壊された。巻き込まれたら怖いなと思います」 一方、川崎の事件をめぐっては遺族が警察の対応が不十分だったと訴えています。 警察庁のトップ楠長官は事件をうけ「被害者の安全確保を最優先とした対処を徹底してほしい」と全国の警察に指示しました。