12月14日福岡市の商業施設で男女2人が刺された事件。 逮捕された男が「HKT48のメンバーを道連れにして、死のうと思った」という趣旨の供述をしていることが分かりました。 ■劇場のスタッフなど男女2人が包丁で刺される 12月14日福岡市中央区の商業施設で、アイドルグループHKT48の劇場のスタッフなど男女2人が包丁で刺され、糸島市の無職、山口直也容疑者（30）が逮捕されました。 ■容疑者はHKT48のイベントの常連客 山口容疑者はHKT48のイベントの常連客で、取り調べに対し、「メンバーを道連れにして自分も死のうと思った」という趣旨の供述をしていることが捜査関係者への取材で分かりました。 ■女性を刺したのは「逃げている時に前にいたため」 女性を刺した理由については、「逃げている時に前にいたため」などと話しているということです。 ■事件の2日前、県内の量販店で包丁などを購入か 警察によりますと当時、包丁2本や殺虫剤などをカバンの中に所持していた山口容疑者。 警察がみずほペイペイドームに止めてあった車を調べたところ、さらに包丁1本が見つかったということです。 その後の捜査で山口容疑者が事件の2日前、県内の量販店で包丁などを購入する姿が確認されていて、警察は計画的犯行とみて詳しく調べています。