東京都墨田区江東橋の派遣型風俗店の事務所で冷蔵庫から乳児の切断遺体が見つかった事件で、警視庁捜査1課は18日、死体損壊と死体遺棄容疑で、母親で風俗店従業員の女(22)を逮捕した。 捜査関係者によると、女は乳児の遺体を刃物で切断し、頭部や四肢を冷蔵庫の冷凍室に遺棄した疑いが持たれている。 現場に残された指紋が女のものと一致したという。 乳児は生後1年未満とみられる。頭部はポリ袋に包まれ、四肢はプラスチック製食品保存容器に入れられていた。胴体は見つかっていない。 冷蔵庫は共用で、日常的に使われており、従業員の男性が6日夜、清掃中に発見し110番した。 現場はJR錦糸町駅前の繁華街。事務所は従業員の待機場所としても使われており、24時間開いていた。施錠はされておらず、系列店舗の従業員も含め数十人が出入りしていたという。