松島町・同乗3人殺害未遂事件 70代男性を不起訴 地検「精神状態などを考慮」〈宮城〉

宮城県松島町で車を運転し、コンクリートののり面に衝突させ、同乗していた3人を殺害しようとしたとして逮捕・送検された70代の男性について、仙台地検は不起訴処分とした。 12月19日付で不起訴となったのは、松島町に住む70代の無職の男性。 男性は11月13日夕方、松島町の路上で軽自動車を運転中、縁石を乗り越えてコンクリートののり面に衝突し、同乗していた未就学の男児、10代の男性、70代の女性の3人を殺害しようとしたとして、殺人未遂の疑いで逮捕・送検されていた。 警察によると、10代の男性と70代の女性はいずれも重傷を負い、未就学の男児にけがはなかった。 現場には目立ったブレーキ痕は確認されなかったという。 仙台地検は不起訴の理由について、「男性の精神状態を含む諸般の事情を考慮し、公訴を提起しない処分とした」としている。

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