千葉市美浜区新港の市道交差点で20日午後9時20分ごろ、横断歩道を渡っていた同市花見川区の女子高校生(15)が右折してきた中型トラックにはねられた。高校生は事故から約1時間10分後、搬送先の病院で死亡が確認された。 千葉西署は、自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いでトラックの同区、自称会社員の男性(50)を現行犯逮捕した。容疑を同過失致死に切り替え、詳しい事故原因を調べる。 同署によると、現場は信号機のある交差点で、街灯はあるものの暗い場所だった。事故当時は雨が降っており、署はトラックの安全確認が不十分だったとみている。容疑者本人が「4トントラックと歩行者の事故。女性の意識と呼吸がない」と119番通報した。勤務後に会社に戻る途中だったといい「歩行者とぶつかり、けがを負わせたことに間違いない」と認めている。