運転免許証を偽造し、業務を受注した相手企業に提示したなどとして、兵庫県警飾磨署は22日までに、有印公文書偽造・同行使などの疑いで、姫路市の溶接業の男(53)を逮捕、送検し、捜査を終えた。 逮捕、送検容疑は2023年8月ごろ、インターネットで偽の運転免許証を購入し、25年6月に業務を受注した施工業者に対し、身分証明のため、免許証の画像データをLINE(ライン)に添付して提示した疑い。容疑を認め「業者に身分証の提示を求められ、引くに引けず購入した」などと供述している。 同署によると、今年10月27日に姫路市飾磨区で当て逃げ事故が発生。男が同11月19日、道交法違反(無免許運転・事故不申告)容疑で逮捕された際、財布の中から偽装された運転免許証が見つかったという。