佐々木成三氏、「素人の手口」 実行犯ら逃走中の強盗事件を分析「自分たちを俯瞰できてない」

元埼玉県警捜査1課刑事の佐々木成三氏が23日、TBS系「ひるおび」(月~金曜午前10時25分)に出演。静岡県長泉町で起きた強盗事件について、「素人の手口」と分析した。 この事件では22日午前1時ごろ、複数の男が同町にある住宅に侵入し住人の80代の夫婦を縛って「金を出せ」と脅し、現金約1000万円を奪って逃げた。犯人グループはまだ逮捕されていない。 佐々木氏は、一連の闇バイトに関連する事件とかなり酷似している部分が多いと指摘した。「高齢者が狙われている」「実行犯が複数人」「手口がかなり手荒」という点だ。「闇リストを持った上で、この家をターゲットにした可能性が高いと思っています」と語った。 さらに、近くの防犯カメラに撮影された映像を見て佐々木氏は、「この動きからも素人というのが明らか。駐車場で撮られている映像というのが、本人たちにとってはバレないように自然を装っているかもしれませんが、不自然具合があからさま。自分たちが俯瞰(ふかん)的に見えていない。警察の捜査にも慣れていないような手口ですし、車も使われていますので、運転手がいる可能性もある。逃げた後に車が来る予定だったと思うんです。この後、運転手との連係もあまり取れていない。素人の手口だと見受けられます」と解説していた。

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