“開かずの扉”と闘い続けた前川彰司さんの38年 再審を拒む検察が作り上げたえん罪 裁判長「失望を禁じ得ない」

えん罪を晴らすため、38年を費やした男性がいる。還暦を迎えた福井市に住む前川彰司さんは、39年前に福井市で起きた女子中学生殺人事件で人生が一変した。21歳の時に殺人容疑で逮捕され、懲役7年の刑が確定し服役。だが一貫して無罪を訴え、2度目の再審請求で行われた裁判で逮捕から38年、ようやく「無罪」が確定した。前川さんは「再審法の改正につなげたい」と声を上げている。

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