「“謝罪の言葉”は2年前の刑事裁判と同じ。謝罪じゃないとしか思えない」遺族を苦しめた加害者・元少年の言葉 神戸・北区男子高校生殺害事件 民事裁判で元少年に尋問 事件直後の転居は「事件から逃げたかった」

神戸市北区で殺害された男子高校生・堤将太さん(当時16歳)の遺族が、加害者の元少年とその両親の責任を問うために起こした民事裁判で、元少年が事件直後に転居したことについて、尋問で「事件から逃げたかった」と話し、家族には「『自分が犯人かもしれない』と伝えた」と認めたことがわかりました。 また元少年はこの民事裁判の中で堤さんや遺族に謝罪の言葉を口にしたものの、2023年に開かれた刑事裁判とほぼ同じ言葉だったということです。 堤さんの父・敏さんは「刑事裁判のときに言ったのと同じ言葉をメモを読み上げるように謝罪の言葉を述べていました。これは謝罪じゃないとしか思いませんでした」と訴えました。 裁判は26日結審し、2026年3月19日に判決が言い渡されます。

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