高級腕時計のシェアリングサービスを運営する「トケマッチ」の元社長が逮捕された事件で、事業を終了する直前にもかかわらず腕時計を大量に入手しようとしていたことがわかりました。 「トケマッチ」運営会社の元社長・福原敬済容疑者(44)ら2人は2023年、男性(30代)から預かった「ロレックス」(時価総額1800万円相当)15本をだまし取った疑いで、27日に送検されました。 その後の取材で、福原容疑者らが会社の事業を終了する直前に、腕時計を査定に出した人にギフトカードを配るキャンペーンを実施していたことがわかりました。 福原容疑者はその後、会社の関係者に「事業を休止する」と連絡していて、警視庁は海外に逃亡する前に腕時計を大量に入手しようとしていたとみて調べています。