「ブローカーに依頼された」 行政書士を逮捕 在留資格を虚偽申請か

来日したベトナム人男性の就業先を偽って在留資格手続きをしたとして、大阪府警は8日、仙台市の行政書士、工藤武志容疑者(52)を有印私文書偽造・同行使などの疑いで逮捕したと発表した。 容疑者はベトナム人約50人の在留資格申請に関わっており、府警は虚偽の申請を繰り返していたとみて詳しい経緯を調べる。 府警国際捜査課によると、在留資格の審査では就業先も対象となり、外国人の雇用実績が豊富な会社や経営が安定している企業ほど認められやすい傾向があるという。容疑者は外国人雇用の実績が多い企業を就職先と偽ることで、不正に在留資格を取得させていたとみられる。 逮捕容疑は氏名不詳者らと共謀して2024年5~6月に複数回にわたり、来日したベトナム人男性4人が在留資格を申請する際、本来の就職先とは違う大阪府内の製造会社名を勤務先として記入し、大阪出入国在留管理局に提出したとしている。7日に逮捕され、「ブローカーに依頼されてやった。報酬を受け取った」と容疑を認めている。 虚偽の申請によってベトナム人男性らは高度人材が対象の在留資格「技術・人文知識・国際業務」を取得した。4人は実際には雇用実績の少ない会社で働いていたという。【川地隆史】

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