「大麻らしきものがかばんに」マッチングで出会うも旅先でトラブル装い500万円…“バカンス詐欺”の男逮捕 被害女性が語る手口

マッチングアプリで知り合った女性を海外旅行に誘い、その旅行先でのトラブルを装い大金をだまし取る。 恋愛感情を巧みに利用した、バカンス詐欺とも呼べる事件の容疑者が逮捕。 被害女性が「イット!」に男の詳細な手口を語りました。 被害にあったAさん: 「かばんを見て」を言われてみたら、ポケットの底の方に大麻(らしきもの)が結構ごっそり入っていまして、これは墓場まで2人の秘密ね、みたいな…。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、自称コンサルタントの佐々木こと千葉茂樹容疑者(40)。 千葉容疑者は2025年、マッチングアプリで知り合った女性に警察の逮捕を逃れるためなどと嘘をつき、現金498万円をだまし取った疑いが持たれています。 「全然男女の関係がなく誠実な人と思い、真剣に交際していた」と語るのは、都内に住む30代の女性、Aさん。 千葉容疑者とは結婚を視野に2025年5月から交際し、8月のお盆休みに旅行したのがタイのビーチリゾート・パタヤでした。 被害にあったAさん: (千葉容疑者が)俺がタイに行きたいからバカンスで行こうみたいな。今回は俺が全部出すと。彼はFXトレーダーをしているという人で、口座の資産も1億ほどあるという人。安心して全て委ねて…。 タイでのバカンスを楽しんでいた2人。 しかしその途中、Aさんは千葉容疑者から「一人で街歩きしてみたら?俺ホテルの近くでマッサージしたいから」と奇妙な提案を受けたといいます。 被害にあったAさん: 別行動を提案された。「この辺歩いて社会勉強でもすれば?」みたいな…。 Aさんが千葉容疑者と別行動をとることになったのは、パタヤ随一の歓楽街でした。 バーで出会った女性と酒を飲んだというAさん。 その時はトラブルに気が付きませんでしたが、その翌日、日本に帰る飛行機の時間が数時間後に近づく中、滞在中のホテルの部屋に謎の電話があり、千葉容疑者が応対したといいます。 被害にあったAさん: 謎の電話というのが…あなたの彼女が、きのう売人と接触して彼女(Aさん)が大麻を持っていると。かばん見てみてと(千葉容疑者に)言われて見たらごっそり入っていまして。 Aさんにとっては全く身に覚えのない大麻らしきものが直接かばんの中に。 そして千葉容疑者はAさんに対し、「電話口の相手が『逮捕を免れるためには1000万円が必要だ』と言っている」伝えました。 被害にあったAさん: 彼(千葉容疑者)自身にも責任があると言い出して、「500万円払うからあと自分(Aさん)500万頑張れる?」みたいな。私たちが飛行機が帰れなくなってしまうので、密告者がこの辺に来てくれるから、渡して俺らは帰ろうみたいな。これは墓場まで2人の秘密ね、みたいな。 口止め料の支払いと大麻らしきものの処分を1人で行ったと説明した千葉容疑者。 そしてAさんは帰国後、成田空港で約500万円を千葉容疑者に送金。 すると、「(旅行中は)困った時は何でもみたいな感じでいてくれたのが、帰国後は変わりました。口調が怖いし、“大麻”のお金を助けてあげたというポジションにまわられてしまった」とAさんは話します。 旅行中、他にも千葉容疑者に不審な点を感じていたというAさんは、帰国後間もなくして警視庁に相談。 14日の逮捕につながりました。 警視庁によるとAさんのかばんに入っていた大麻らしきものは、千葉容疑者自身が入れたとみられます。 Aさんは「こちらのお金でいろいろ楽しい思いをしているんだなっていうのが…。やっとひとつ罰を与えられるのかな」と話しました。 調べに対し、千葉容疑者は「犯罪事実は内容も違うし否認します」と供述しています。 千葉容疑者に関する相談は、他の複数の女性からも寄せられていて警視庁が余罪を調べています。

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