長野駅前で起きた3人殺傷事件はきょう(22日)で1年。矢口雄資被告はなぜ凶行に及んだのか、そして、これまでどんな生活をしてきたのか、取材しました。 記者リポート:「矢口被告が小さいころ、遊んでいたという長野市内の公園です。ブランコや滑り台などの遊具もあります」 3人兄弟の末っ子として長野市内で生まれ育った矢口被告。その幼少期から高校時代までを知る女性がいます。 「小さいころ仲良くしていたので本当にショック。今でも信じられない」 事件に強い衝撃を受けたと話します。 市内の中学校に入学した矢口被告。部活動ではバスケットボール部に所属していたそうです。 「さわやかな印象で、女性からの人気もあったのでは」 卒業後、市内の高校に進学した矢口被告。女性は、およそ13年前、30代の頃に開かれた高校の同窓会で矢口被告と再会します。 「あいさつ程度の会話をしたが、元気そうな様子だった」 高校時代とあまり変わった様子はなかったと話す女性。一方で、同窓会に参加した別の男性は、高校時代にはなかった矢口被告のある変化を感じました。 「話していても目が合わない。自分のことを話したがらず、精神的に何かあったのかと心配になるくらい人が変わっていた」 矢口被告は、高校を卒業後、埼玉県にキャンパスがある理系の大学に進学します。 捜査関係者によりますと、矢口被告は、大学を卒業後、県外で就職したものの、解雇。その後、複数の職場で働きましたが、人間関係がうまくいかず、事件のおよそ1年前から無職となっていました。 記者レポート:「事件当時、矢口被告が住んでいたアパートです」 同じアパートに住んでいた人:「マスクして帽子被っていたと思ったんですけど、普通にこんばんはって返してくれた」 事件当時はアパートで1人暮らし。捜査関係者によりますと、生活保護を受給していました。逮捕されたときの所持金はわずか66円、電気も止められていたということです。 「裁判ですべて話す」と供述しているという矢口被告。法廷で何を語るのでしょうか。