“なぜ殺人罪”で裁けない” 土の中から男性遺体…検察の不起訴判断は正しかったのか「全く納得できない」憤る警察幹部と婚約者「遺族感情がないがしろに」“ヤメ検”はある理由を推察

検察や警察の捜査の目的は、犯人を特定して事件の真相を明らかにすることですが、もし、叶わなかったとしたら? 婚約者を失った道内の女性の思いです。 2025年、ある事件で婚約者の西村隆行さん(当時55)を失った、道内に住む40代の女性です。 捜査終結。殺人罪は不起訴でした。 札幌地検の判断に悔しさをにじませました。 西村さんの婚約者 「(西村さんは)人に愛されるキャラで、優しすぎる。困ってる人をほっとけない人。納得いかないですよね。死んだ西村の命は何だったんだろうって…」 事件が起きたのは、2025年8月2日。 婚約者の西村隆行さんと連絡が取れなくなり、警察に届け出ました。 ■《50歳の男が傷害容疑で逮捕》 その後、目撃者が見つかり、西村さんに刃物で傷害を負わせた疑いで逮捕されたのが、西村さんの知人だった大上文彦被告(50)でした。 目撃者は、西村さんが大上被告の車に乗せられたのを見ていたため、婚約者の女性は大上被告に電話をしました。 逮捕前の大上被告と西村さんの婚約者の通話音声 「(西村さんと)けんかになったからね、そのまますぐ病院行こうと思って、すぐ車を発進させた。最初、痛くて大げさに言っていたんだと思うけど、血は止まっていましたから。なんともない状態で船に乗せていますので。ちょっとの間、待っていてもらえれば。向こうで本人(西村さん)、働かないといけないですから」 ■《消息不明だった男性は48日後…》 傷害事件から48日。 共犯者の供述などから、むかわ町の山中に埋められていた西村さんが遺体で見つかりました。 複数の刺し傷があり、死因は出血性ショックでした。 馬場佑里香記者(2025年) 「大上容疑者を乗せた車が、札幌地検に送られました」 道警は捜査本部を立ち上げ、死体遺棄の容疑で3人、証拠隠滅の容疑で2人を逮捕。 そして11月。 北海道警察・捜査本部 「西村さんの胸などを包丁で複数回刺し、乗用車に乗せて、むかわ町まで走行中、出血性ショックで死亡させて殺害した」

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