「裁判やり直しを」 あさって28日判断の菊池事件 ハンセン病元患者の竪山さんが講演 鹿児島

鹿児島市の鹿児島大学で、ハンセン病元患者である竪山勲さんが、学生らに講演を行いました。 (竪山勲さん)「訪ねて来る子や孫もいない。帰省ラッシュと言っても、誰ひとり帰る者もいない。だから皆さんの正月とはまるっきり違う」 学生らに講演したのは、ハンセン病元患者の竪山勲さん(77)です。国の隔離政策で13歳の時に鹿屋市のハンセン病療養所「星塚敬愛園」に収容され、現在は社会復帰しています。 竪山さんらはいま、「菊池事件」の再審=裁判のやり直しを求めています。 菊池事件は、ハンセン病患者が証拠不十分なまま逮捕され、療養所内で裁かれて1962年に死刑が執行された事件で、6年前、熊本地裁が「特別法廷は憲法違反」と認めました。 (竪山勲さん)「憲法違反で死刑執行をしても良いという国が、ずっと続いている、怖いこと。憲法違反なら、憲法違反でないところで裁きをし直すのが当然のこと」 (大学3年)「知る機会がないと、こういうことはまた続くと思う。知ることが一番大事だと思った」 熊本地裁はあさって28日、再審を認めるかどうか判断を示す予定です。

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