海外で蔓延、社会問題化「ゾンビたばこ」激しい眠気で意識喪失も 日本国内で未承認成分

プロ野球広島東洋カープの選手、羽月隆太郎容疑者(25)=医薬品医療機器方違反の疑いで逮捕=が使用したとされる「ゾンビたばこ」は、国内では未承認の医薬品成分で指定薬物の「エトミデート」を含む新たな危険ドラッグの通称だ。 厚生労働省などによると、使用によって、意識混濁、手足のしびれ、手足の機能不全(動かなくなるなど)、酒に泥酔しているような状態になるといった症状が現れる。激しい眠気に襲われ、意識を失うこともあるという。 これまでに摘発された事件では、電子タバコに取り付けて吸引する方式の、エトミデートを含むリキッド(液体)を入れたカートリッジなどが押収されている。 ゾンビたばこはアジアで蔓延し、台湾や中国、タイ、シンガポールなどで社会問題化している。日本では「笑気麻酔」などと称し、SNS上で売買されるケースが確認されてきた。 沖縄県では2025年以降、エトミデートを含む危険ドラッグを使用したとみられる救急搬送の事例が相次いだ。関東でも25年秋ごろから所持や密輸などの容疑による逮捕事案が相次いでいる。

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