指定薬物「エトミデート」を使用したとして、医薬品医療機器法違反の疑いで逮捕された広島・羽月隆太郎容疑者(25)が29日午前、広島地方検察庁へ送検された。今後は勾留されれば最大20日、警察署の留置場などに身柄が拘束される。 広島県警の施設前には早朝から約30人の報道陣が詰めかけた。午前9時20分ごろ、羽月容疑者を乗せたグレーのワンボックスカーが同施設を出発し、身柄を移送される際には多くのフラッシュがたかれたが、車中の様子は判然としなかった。 昨年12月16日に関係者からの通報を受け、任意同行を求めて尿検査を実施。そこで通称「ゾンビたばこ」とも呼ばれる「エトミデート」が検出され、27日午後5時32分に広島中央警察署で逮捕された。 また28日には羽月容疑者の関係先から「エトミデート」とみられる薬物を含んだカートリッジが複数見つかったことが、判明。県警は「エトミデート」を所持した疑いも視野に捜査している。逮捕当日も廿日市市の大野練習場で行われている合同自主トレに参加していた羽月容疑者は、「エトミデートを使った覚えはありません」と容疑を否認している。 球団は28日に羽月容疑者の野球活動を停止することを決定。今後についても、「捜査機関に全面的に協力していく」としている。