約11時間半飲酒して車運転 検察“危険運転致死罪”適用 事故から1年半…起訴をうけ両親は 小樽市

北海道小樽市の国道で2024年、飲酒運転の車が乗用車と正面衝突し、大学院生が死亡した事故で、事故を起こした男が2月3日に起訴されました。 札幌地検はより罪の重い危険運転致死罪を適用しました。 (田中友規さんの母親)「とにかく優しくて、まわりに気遣いができる子で、間違ったことが大嫌いで。危険運転致死で立件してほしいとはどうしても思ってしまう。やっぱり許せないですよね」 大学院生の息子を亡くし、2025年、このように話していた両親。 事故から1年5か月が経ち、札幌地検は事故を起こした男を起訴しました。 危険運転致死の罪で起訴されたのは、大沢亮汰被告33歳です。 起訴状によりますと、大沢被告は小樽市の国道で2024年9月、アルコールの影響で運転操作が困難な状態に陥り、対向車と衝突して札幌市の大学院生・田中友規さんを死亡させたとされています。 大沢被告は事故当時、基準値のおよそ3倍のアルコールが検出されていて、警察の調べにこう話しています。 「前日から友人と飲食店を数軒はしごして、酒を飲んでいた」 大沢被告は札幌市内の飲食店をはしごし、およそ11時間半にわたって酒を飲んだ後、小樽に向かっていました。 そして、「居眠りをしていた」とも供述していました。 (田中友規さんの父親)「半日酒飲んで車に乗って、長距離運転しようとしたその姿勢そのものは悪質性が高くて、正当に罰せられるべきものなんだと思う」 当時、大沢被告は酒気帯び運転と過失運転致死の疑いで逮捕・送検されていました。 その後の在宅捜査の結果、札幌地検は飲酒の影響で正常な運転が困難な状態だったとして、より罪の重い危険運転致死の罪で起訴しました。 ようやく起訴されたことを受け、友規さんの両親がいまの心境を寄せました。 (田中友規さんの両親)「被告は飲み始める前から飲酒運転をするつもりでいたのだろうと思っています。飲酒を始めてから事故に至るまでの経緯が非常に悪質で、適正な裁きを下していただけることを願っています」 大沢被告はどのような認識で飲酒運転をしていたのかー 今後は司法の場で、引き起こした結果が厳しく問われます。

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