退職代行サービス「モームリ」の運営会社社長とその妻が、業務を違法に弁護士に紹介したとして警視庁に逮捕された事件で、2人が「弁護士が問題ないと言っていた」と供述していることが新たにわかりました。 「モームリ」の運営会社「アルバトロス」の社長・谷本慎二容疑者(37)と、妻で従業員の志織容疑者(31)は、おととし7月から10月にかけて、報酬を得る目的で男女6人の退職交渉に関わる法律事務を弁護士らに違法に紹介した疑いがもたれています。 取り調べに対し、谷本容疑者らは容疑を否認していますが、その後の捜査関係者への取材で、「スキームについて弁護士に確認したら、問題ないと言っていた」と供述していることが新たにわかりました。 一方、「モームリ」から“退職交渉”を持ちかけられたという会社の経営者が取材に応じ、こう証言しました。 「モームリ」を利用された会社経営者 「たまたま私が出たら『退職代行のモームリです』とおっしゃって、そのときに残りの給料の話と有給消化みたいな話をなさった。『それは(退職)交渉に入らないか?』と話をした」 経営者は、この退職にかかる交渉自体が弁護士法で禁じられている行為に当たるのではないかと訴えます。 警視庁は全容解明に向けて調べを進めています。