衆議院選挙で自民党が派閥の政治資金パーティー裏金事件に関係した前議員ら43人を公認しました。高市早苗首相は「もう一度働くチャンスを与えてやっていただきたい」と話していますが、野党は「(自民は)反省していない」と批判を強めています。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「自民党の裏金問題と衆院選」を解説します。 Q 自民党の裏金問題って何だっけ。 A 自民党の派閥が政治資金パーティー券の販売でノルマを作り、ノルマを超えた分のお金を議員にキックバック(還流)し、政治資金収支報告書に記載しない「裏金」化していた問題です。 Q 関わった議員はどうなったの? A 東京地検特捜部は23年12月、清和政策研究会(旧安倍派)や志帥会(旧二階派)などの関係先を家宅捜索し、政治資金規正法違反で元衆院議員の池田佳隆被告が逮捕されるなど、これまでに元議員や派閥の会計責任者ら12人が起訴され、一部は有罪が確定しています。これをきっかけに自民党の派閥は解体に追い込まれました。 Q その議員が今回の選挙に出ているの? A 自民党は、裏金問題に関係した前議員ら43人を公認候補として選びました。 Q 野党はどう受け止めているの? A 中道など野党は「(自民は)反省していない」などと強く批判し、選挙の争点の一つになっています。 Q 高市首相はどう説明しているの? A 高市首相は「裏金議員っていう言い方はやめてください。みんなそれぞれ(政治資金収支報告書への不記載に至った)事情が違う」と話しています。また「たった1回過ちがあった、不記載があったということで『二度とあなたは政治家になっちゃ駄目だよ』ではない」とも述べました。