「米国の方が圧倒的に安い」 サントリーHD会長辞任の新浪剛史氏、海外でサプリメント購入の理由にSNS驚き

サントリーホールディングス(HD)の代表取締役会長を2025年9月1日付けで辞任した新浪剛史氏が、3日に経済同友会代表幹事として会見を行い、辞任の引き金になったサプリメントの購入理由などについて説明した。 サントリーHDは2日、新浪氏が適法との認識で購入したとされるサプリメントについて警察の捜査が行われたことを受け、辞任したと発表した。新浪氏は麻薬及び向精神薬取締法違反の疑いで、22日に福岡県警の家宅捜索を受けたことが報じられている。 ■「潔白であると思っております」と主張 新浪氏はサプリメントの購入について、「私は適法な商品と認識をして、米国におきましてCBD(カンナビジオール)サプリメントを購入いたしました」と説明。購入したサプリメントは、日本でも「某ブランドの同様の商品」が販売されているとした。購入したサプリメントは知人が米国から日本へ持ち帰り、新浪氏宅へ郵送することになったという。しかし、新浪氏の家族は、送り主がわからない郵便物は廃棄することを決めており、サプリメントは新浪氏のもとに届かず、「おそらく家族が廃棄した」と説明した。 また、その後、この知人は、サプリメントを福岡県在住の弟に送り、新浪氏の自宅に郵送するよう依頼をしたといい、この弟が逮捕されたと説明した。なお、この2回目に送られたサプリメントについても、新浪氏は手にしていないという。新浪氏は、2回目の郵送については知らされておらず、「想定外」だとした。 新浪氏は「私は法を犯しておらず、潔白であると思っております」と主張した。 報道陣から、サプリメントの購入目的について尋ねられると、「私は出張が多いものですから、時差ボケがすごく多い。そういった意味で、私の健康を守っていただいている知人から強く勧められた」と説明した。 国内で流通している商品ではなく海外で購入した理由については、「日本より米国の方が圧倒的に安い」と回答。サプリメントは「大変高いものである」とし、「米国の方が安いからという経済的な意味合いであります」と話した。 Xでは、「安いから」という購入理由について「そんなお金の無い大学生みたいなことをするとは…」「彼ほど給与をもらっている人がそんなこと気にするのかな?」「新浪氏のような金持ちがわずかなサプリ代を節約するのか」など、驚きや疑問の声が寄せられている。

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