2月3日、警視庁は退職代行サービス「モームリ」の運営会社の社長・谷本慎二容疑者(37)とその妻を弁護士法違反の疑いで逮捕した。 昨年4月に「週刊文春」が報じていたのが、今回の逮捕にも関わる「弁護士からのキックバック疑惑」と「従業員が次々と逃げ出す内情」だった。弁護士法違反の疑いだけではない、元従業員による連続告発を取り上げた「 週刊文春 電子版 」記事を改めてお届けする。(初出: 2025年4月16日配信「週刊文春 電子版」 ) ◆◆◆ 新年度が始まり、新入社員の姿が街の至る所で見かけられる4月。早くも大盛況なのが「退職代行」だ。その最大手として急成長を遂げている「モームリ」で、従業員が次々と逃げ出す事態が起こっている。 退職代行が人気を博している。経済誌記者の解説。 「本人に代わり退職の意思を会社に伝えてくれるサービスで、『自分で退職の連絡をしたくない』という若者世代にヒット。利用者の6割以上が20代というデータもあります」