2026年2月8日、東京・浜松町にてインディーゲームの展示イベント「東京ゲームダンジョン11」が開催されました。さまざまなプラットフォームで開発されているインディーゲームの展示や、プレイ可能なデモなどが数多く出展されていました。 本稿ではC-RouteとLOVE ANNEXが開発する『ONE SONG, ONE LIFE』をご紹介します! ノーツ選択で楽曲もストーリーも変化!?新感覚のリズムADV『ONE SONG, ONE LIFE』 『ONE SONG, ONE LIFE』は、叩くノーツの種類によってストーリーと楽曲が分岐していく、新感覚のリズムアドベンチャー。プレイヤーはネットで活動する歌い手の「スミレちゃん」となり、推しと同じステージに経つために最高のアーティストを目指します。 本作最大の特徴となるのは、楽曲やストーリーが途中で「分岐」していくシステム。楽曲では上下のレーンに流れてくるノーツをリズムよくタップするだけでなく、選択肢ノーツでどちらかの道を選択することで、プレイする曲やシナリオが大きく変化するようになります。 また、一曲一曲がスミレちゃんの一生を表しており、上手に演奏できなかった場合はゲームオーバーとなってしまいます。そのほか、多くのスチルなども魅力的です。 今回の試遊では実際に楽曲をプレイでき、上下のレーンはそれぞれ二つのキーが対応。ボーカル入りの魅力的なサウンドにも注目です。さらに、選択肢ノーツによって楽曲が変わる要素も体験することができました。 楽曲をクリアした後のストーリーでは、スミレちゃんが音楽仲間とともに大麻を使用した疑いで逮捕される!?など、衝撃の展開も。製品版ではどんな選択肢やストーリーが飛び出してくるかにも期待です。 “業界の闇”も描くリアル路線なシナリオ…キャラクターデザインや今後の展開にも注目 試遊の後、本作の開発者である太田 雄大(@mlp_ota)氏へのインタビューも実施。楽曲やシナリオなど、本作注目の要素について語っていただきました。 ーー本作の開発は、どういったコンセプトやテーマからスタートしたのでしょうか。 太田 雄大氏(以下、太田):僕は普段は商業作家をやっていて、音楽をアウトプットするコンテンツを自分で作ってみたいと思ったのがきっかけです。 作品のコンセプトが「歌い手」ということで、自分なら“業界の闇”の部分も含めて高い解像度で表現できると思い、世間的にも面白いんじゃないかと考えてこのテーマを選びました。 ーーシナリオを制作するにあたって、意識したポイントはありますか。 太田:今申し上げた“業界の闇”の部分や、「本当にあるのかな?」思えるようなところも含めて、かなりリアルな路線を突き詰めて制作しています。 ーー「スミレちゃん」のキャラクターデザインが非常に良いと感じましたが、こだわりのポイントなどはありますか。 太田:イラストレーターさんを選ぶところから議論を重ね、「この人にお願いしよう!」というところまでやりました。その後はイラストレーターさんに基本的にお任せしましたが、皆さん気に入ってくれていて、褒めていただけることも多いです。 ーーシナリオやキャラクターデザイン以外で、注目の要素やポイントはどこでしょうか。 太田:やはり楽曲ですね。普段の商業で書いている中ではあまりやらない方がいいアプローチなどを、本作の楽曲では惜しみなく入れることができるので、かなりこだわっています。ぜひ、注目して聴いていただきたいです。 ーー本作ではどれくらいの楽曲が収録されているのでしょうか。 太田:おそらく、20~25曲ほど収録されています。 ーー作品の今後の展開や、計画してることなどはありますか。 太田:キャラクターがとても魅力的なので、それを活かしたIP展開などもできたらと思っています。また、この作品の世界や設定を踏襲した続編なども作っていきたいです。 ーー最後に、コメントやメッセージをお願いします。 太田:とにかく解像度がすごく高く、作曲家が作る音楽業界を描いたゲームというのは、今まであまり無かったと思っています。かなりギリギリまで踏み込んだ内容になっているので、異色の作品として注目して、プレイしていただければ嬉しいです。 ーー本日はありがとうございました。 『ONE SONG, ONE LIFE』はPC(Steam)向けに、2026年春リリース予定です。