米テレビ司会者の母失踪に進展か、手袋からDNAを採取 侵入者着用のものに酷似

米テレビ司会者サバンナ・ガスリーさんの母ナンシーさん(84)が行方不明になった事件で、事態が動く可能性が出てきた。連邦捜査局(FBI)は15日、アリゾナ州にあるナンシーさんの自宅近くで見つかった手袋から、DNAを採取したと発表した。この手袋は、2週間前にナンシーさんが連れ去られる直前、防犯カメラに写っていた侵入者が着用していた手袋に似ているという。 DNAサンプルは民間検査機関で分析された後、全米のDNAデータベースに照合。当局は、早ければ16日にも一致結果が得られる可能性があるとしている。 この手袋は、ナンシーさんの自宅から約3キロ離れた草むらの中から回収された、およそ16点の証拠品の1つ。その多くは容疑者のものではないと判明したが、問題の手袋は、犯行時に撮影された防犯カメラ映像に写っていた人物が着用していたものに似ているという。容疑者は銃を所持していたほか、中身が膨らんだリュックサックを背負っていた。 ナンシーさんは1月31日を最後に行方が分からなくなった。歩行機能に制限があることから、何者かに連れ去られたとみられている。 自宅玄関付近で見つかった血痕は本人のものと確認されており、事件後、少なくとも2通の身代金要求の文書が見つかっている。 FBIは13日夜、現場近くの住宅を捜索したほか、別件の交通違反で1人から事情を聴いたが、逮捕者は出ていない。 人気番組「トゥデイ・ショー」の司会者であるサバンナさんら子供たちは、動画で母親の解放を訴えた。 サバンナ・ガスリーさん 「まだ希望を持っているし、信じている。もし母を拘束している人、あるいは居場所を知っている人がいるなら、今からでも遅くはない。あなたは道を誤ったわけでも、ひとりでもない。正しいことをするのに遅すぎることはない」 捜査当局は、ナンシーさんの生存は確認されていないが、死亡を示す証拠もないという。事件は全米の注目を集めており、トランプ大統領も支援を表明している。

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