アンドルー元王子、66歳の誕生日に逮捕 英国王の弟、性的虐待疑惑で称号も爵位も剝奪

チャールズ英国王の弟で元王子のアンドルー氏が逮捕された19日は、同氏の66歳の誕生日だった。この11年余り、性的虐待疑惑に揺れ続け、2022年には軍の肩書が事実上、剝奪。昨年11月には「王子」の称号や爵位「ヨーク公」も剝奪された末、機密情報の漏洩が疑われる中での逮捕だった。 疑惑は2014年末、アンドルー氏と親交があった米富豪エプスタイン氏が実刑判決を受けた少女買春事件で、被害に遭ったと訴え出た女性が米国の裁判所へ提出した書類から浮上。01年に同氏側から当時17歳の女性を紹介され、性的虐待をしたとの疑惑で、アンドルー氏は否定を続けてきた。 エプスタイン氏は19年に自殺。女性は21年に損害賠償を求めてアンドルー氏を提訴し、翌22年に和解した後、25年4月に自殺した。 女性と親交のあった作家が同年10月、女性の手記を刊行。アンドルー氏が女性とロンドンで初めて会った際に年齢を言い当て、「私の娘たちはあなたより少し年下だ」と話して、食事後に性交したことなどが書かれていた。 この間の22年1月、英王室はアンドルー王子(当時)が軍の肩書をエリザベス女王(同)へ返上すると発表。事実上の剝奪だった。また、同年9月に女王の後を継いだチャールズ国王は25年10月、女性の手記刊行などを受けてアンドルー氏の王子の称号と、返上を表明していた爵位の剝奪を決めた。 アンドルー氏はエリザベス女王の次男で、チャールズ現国王の弟。英メディアによると、同氏は称号や爵位を剝奪後も王位継承権は失われず、順位は8位のままだったという。(デジタル報道部)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする