「令和のシール騒動」が浮かび上がらせた格差 これまでのブームと何が決定的に違うのか

近年、子どもを中心にシール交換が流行している。学校や習い事の場でシールを持ち寄り、友だち同士で交換し合っているのだ。 お出かけ情報サイト「いこーよ」が、会員である父母を対象に実施した「シールに関するアンケート」によれば、「ぷっくり・キラキラ系シール(ボンボンドロップシールなど)にあなたの子どもは興味がありますか?」という質問に、合計54.0%が「興味を示している」(「とても興味がある」「少し興味がある」の合計)と回答した。 中でも「とても興味がある」の割合が圧倒的に高いのが小学生(6~12歳)、特に7~10歳がピークで、小学生がぷっくりシールブームの中心世代となっているようだ。 ティーン向けファッション誌『nicola』が中高生308人を対象に行った調査でも、シール帳を持っている中高生が48.0%と半数に迫る結果だった。 シール交換が流行している背景には、安価に「自分のもの」を持てる喜びや、かわいさそのものが価値になる世界観、そして好きなものを見せ合うことで関係を築ける手軽なコミュニケーション性がある。さらに、手のひらに収まる小さなコレクションへの愛着や、交換という“動き”そのものの楽しさが加わり、所有とやりとりが一体化した遊びとして成立していると考えられる。

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