CMディレクターで映画監督の浜崎慎治容疑者(49)が26日、東京・世田谷区で道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで警視庁に現行犯逮捕された。同容疑者は、俳優の吉沢亮、女優の広瀬すずの主演映画でメガホンを取った気鋭のクリエイターだ。 浜崎容疑者は25日午後11時30分過ぎ、世田谷区等々力の路上でポルシェを運転していたところ、ブレーキを強く踏んでスリップし、タクシーに衝突、民家の外壁に接触したという。ケガ人はいなかった。事故当時は雨が降っていた。 警察官のアルコール検査で基準値以上が検出され、26日未明に現行犯逮捕された。缶ビール1本を飲んだそうで本人は容疑を認めているという。 浜崎容疑者はCMディレクターとしてauの「au三太郎」シリーズ、「トントントントン、ヒノノニトン」のリズムで知られる日野自動車、家庭教師のトライ、トヨタのTOYOTOWN、俳優の松坂桃李らが出演した花王「アタック」のCMを手掛けた。誰もが一度は見たことのあるCMだろう。 映画監督としては広瀬が主演の「一度死んでみた」(2020年)、吉沢が主演の「ババンババンバンバンパイア」(通称『バババ』、25年)でメガホンをとった。 au三太郎シリーズや「一度――」「バババ」などのようにコメディー要素がたっぷり詰まった作風を得意とする。映画関係者の話。 「浜崎監督は自他ともに認める陽キャでお調子者。映画の撮影現場ではよくしゃべり、よく笑い、盛り上げます」 吉沢には24年春の3か月間、「国宝」の撮影をこなし、直後の同年夏の1か月間、「バババ」の撮影に臨むというハードスケジュールの時期があった。 「浜崎さんは、吉沢さんが『国宝』の撮影を終えて疲労が残った直後、『バババ』の撮影に入ったことを心配して励まし、支えました。のちに飲酒運転するとは思ってもみませんでしたが…」(前出関係者) 浜崎容疑者は、学生が制作したショートムービーを表彰する「TYO学生MOVIE AWARD」の審査員の一人だ。特別審査員は俳優の別所哲也、タレントのファーストサマーウイカ。結果発表は来月10日を予定している。主催側に取材を申し込み、飲酒運転事故を受け、浜崎容疑者の審査員降板など処遇を確認したが、折り返しはなかった。