三沢警察署によりますと、先月2日、当時宮城県内に居住し、現在青森県内に居住する30代男性のスマートフォンに「電話回線を停止する」という自動音声電話があり、音声に従って操作したところ、ドコモのセンターを名乗る男から、 「あなたの携帯電話から大量の迷惑メールが流れており、電話回線を止めることになったが、警察が被害届を受理すれば解除できる」 と言われ、警視庁サイバー犯罪対策課の三浦信一を名乗る男に電話が代わり、 「室井という男を逮捕したが、あなたの口座がマネーロンダリングに使用され、6800万円が送金されている。あなたには逮捕状と資産差押命令が出ている」 と言われました。その後、三浦から電話で教えられたLINEアカウントを登録したところ、三浦からLINEメッセージで、「保釈許可決定」「守秘義務誓約書」なる書類の画像を見せられた上、LINEの音声通話で、 「逮捕状が出ているから保釈金200万円を支払った方がいい」 と言われ、検事補助の髙橋を名乗る男や検事を名乗る男に電話が代わり、 「裁判所にかけ合ったところ、保釈金は160万円になった」 などと言われ、先月21日、宮城県内の自宅から、ネットバンキングを利用し、指定された大手金融機関の個人名義口座に、現金160万円を振り込みました。振り込み後、不安になり家族に相談したところ、詐欺を指摘され、被害に気が付いたということです。 警察は、警察官がSNSやビデオ通話を使用した事情聴取や、逮捕状、警察手帳の提示のほか、現金の振り込み、金品等を要求することは絶対にないと注意を呼びかけています。