SNS上で特殊詐欺の実行役を募集したとして、26歳男と28歳の女が職業安定法違反の疑いで逮捕されました。 北海道警察が特殊詐欺の闇バイト募集に関して、同法を適用するのは今回が初めてです。 職業安定法違反の疑いで逮捕されたのは、住所不定の自称会社員・山下大輝容疑者(26)と神奈川県川崎市に住む事務員・山崎悠容疑者(28)です。 警察によりますと、2人は共謀のうえ、山崎容疑者が金に困っている人を対象に仕事の勧誘を記した内容をSNSに投稿。その後、応募してきた人物に山下容疑者がSNS上で接触し、2025年7月29日に特殊詐欺の現金回収役「受け子」として働く旨の勧誘をしていた疑いが持たれています。 山下容疑者は“闇バイト”リクルートグループの中心人物で、山崎容疑者は実際に「受け子」をあっせんするリクルーター役とみられています。 2025年5月20日に石狩地方で発生した特殊詐欺事件で、詐欺の疑いで逮捕された「受け子」の男(当時22)を捜査する過程で山下容疑者と山崎容疑者の関与が浮上したということです。 警察は、捜査に支障が出るとして、2人の認否を明かしていません。 北海道警察が、特殊詐欺の闇バイト募集に関して、この法律を適用するのは今回が初めてだということです。 警察は、組織的な特殊詐欺事件とみて、詐欺グループの全容解明を進めています。