大阪市内の病院に30代とみられる男性が意識不明の状態で搬送され、その後に死亡した。司法解剖の結果、男性の全身に外傷が確認され、大阪府警は事件に巻き込まれたとみて捜査を開始。事件前に男性に暴行を加えたとして知人男性(37)を暴行容疑で逮捕しており、死亡との関連を調べている。 府警捜査1課によると、6日午後2時40分ごろ、知人男性が死亡した男性を車に乗せて病院に連れてきた。知人男性の府警への説明によると、亡くなった男性は鹿児島県内に住む36歳とみられる。後部座席に男性を乗せて運転していたが、大阪市内の目的地付近で様子を確認すると反応がなくなっていたと話している。2人は飲食店アルバイトの同僚で、九州地方から大阪に向かっていたという。 司法解剖の結果、男性の死因は窒息死だった。腹部に強い力が加わったことで、胃の内容物が逆流したとみられる。他に頭部や上半身にも複数の外傷が確認された。 府警が知人男性から事情を聴いたところ、暴行したことを認めたため7日に逮捕した。「男性を数回たたいたことは間違いない」と話している。【斉藤朋恵、大坪菜々美】