公道ドリフト走行でひき逃げ…“日本マジキテル連合”の実態を関係者が証言「一般道でのドリフト動画で知名度が上がった」「いつ走るかを公表しない」

ドリフトする車──。その場所は東京大田区の公道だ。こうした危険な運転を公道で繰り返していたとして、愛好家グループのメンバー5人が逮捕された。 うち1人はハンドル操作を誤り、見物人2人に重傷を負わせたうえ、ひき逃げした疑いがもたれている。1人は容疑を認め、4人は容疑を一部否認しているという。 容疑者らは「サーキットでは満たされない。ストリートでやることに意味がある」「そこにドリフトコースがあるから」「サーキットと公道で練習して、恐怖心を乗り越えたい」などと供述している。 ドリフトは日本発祥とされるモータースポーツ。その緊張感と迫力に魅了され、世界中にファンを持つJAF公認の競技でもある。許可されたサーキット場で修練されたドライバーがやれば、ファンも特等席でそのスリルを味わうことができる。しかし、公道では一歩間違えれば殺人行為になる可能性もある。 今回逮捕された5人はドリフト愛好グループ「日本マジキテル連合」のメンバー。サーキットでドリフトのイベントを開催するなど、ドリフト界隈では名の知れたグループだという。ABEMA的ニュースショーは日本マジキテル連合のドリフト映像を独自入手。走行会のイベントで、今回逮捕されたメンバーが車を運転し、カーブでドリフトを繰り出す様子が映し出されていた。 彼らが開催したドリフトイベントに参加したことがあるというA氏が匿名を条件に取材に応じてくれた。 A氏は「(逮捕されたメンバーは)いたって普通。どちらかといえば静かめ。『お山のリーダーだぞ』みたいな感じではない。多分、ドリフトが好きっていう感覚が一番強い。お金のないドリフト好きの子たちの居場所が無くなってしまっている現状がある。サーキットまで行くお金、タイヤ代、ガソリン代、サーキット代を考えたら1日3〜4万円かかる」と説明する。 A氏によると、日本マジキテル連合を一躍有名にしたのは、一般道でのドリフト動画。4000万回以上再生されたものもあり、一部のドリフトファンからはカリスマとも言われていたそうだ。 「大々的に前に出始めたのはここ数年。一般道でのドリフトをSNSにあげ、再生回数が伸びて知名度がどんどん上がっている。(彼らは)いつ走るかっていうのを公表しない。見たくて見たくて、毎週通うギャラリーもいる」(A氏) 「ドリフトの魅力とは?」という質問に、A氏は「音だったりニオイ。タイヤの擦れる音、焦げるニオイ」と答え、「見に行く人にもリスクはある。自分自身としては『ひかれてもしょうがない』という気持ちで見に行かなきゃいけない」とも語った。 日本マジキテル連合メンバー逮捕が報じられたその日、お笑いコンビ・日本エレキテル連合の橋本小雪はXに「道路でドリフトしたらダメよ〜ダメダメ!」とポストしている。 (『ABEMA的ニュースショー』より)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする