東京都千代田区の在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)中央本部の敷地におのを投げ込んだとして、警視庁は19日、男(53)を銃刀法違反容疑で現行犯逮捕し、発表した。男は「間違いない」と容疑を認めているという。 公安部によると、男は、複数の右翼団体でつくる協議体「国家主義思想団体会議」の構成員金子秀勝容疑者。金子容疑者は同日午後0時35分ごろ、朝鮮総連中央本部の正門前(千代田区富士見町2丁目)で、正当な理由がないのにおの(刃体約10センチ)を所持していた疑いがある。「この野郎」と叫びながら、敷地に向けて投げたという。 おのは外壁を越え、壁と建物との間に落ちた。けが人はいなかった。 周辺で警戒していた機動隊員が、金子容疑者を取り押さえた。その際、北朝鮮によるミサイル発射について不満がある、といった趣旨の話をしていたという。 公安部によると、金子容疑者はこれまで、北朝鮮によるミサイル発射のほか、他国との領土問題をテーマに、抗議活動や街宣に参加していたという。