国道8号で親子2人が死亡した事故で、危険運転致死の疑いで逮捕された男は、事故現場より手前の交差点でも赤信号を無視して走行していたとみられることが捜査関係者への取材でわかりました。 危険運転致死の疑いで逮捕・送検されたのは、舟橋村の会社員、杉林凌容疑者(26)です。 警察によりますと杉林容疑者は今月7日の午前5時半ごろ、富山市の国道8号を赤信号を無視して交差点に進入。軽乗用車と衝突し、運転していた母親と14歳の息子を死亡させた疑いが持たれています。 これまでの取材で、杉林容疑者は赤信号を数百メートル手前から認識していましたが、ブレーキをかけず時速140キロ以上で交差点に突っ込んだとみられることが分かっています。 さらに杉林容疑者は事故現場より手前の交差点でも赤信号を無視して走行していたとみられることが捜査関係者への取材で新たにわかりました。 杉林容疑者は「他の車を追い抜き、引き離そうとしていた」という趣旨の供述をしていて警察は、国道を走る車を一方的に競争相手と見なした杉林容疑者が、事件現場のかなり手前から暴走行為をしていた可能性があるとみて、当時の運転状況の裏付けを進めています。