乗用車を販売した相手と連絡を取るためにうその盗難届を出したとして、兵庫県警垂水署は27日、電磁的公正証書原本不実記録・同供用と偽計業務妨害の疑いで、神戸市垂水区に住む自動車販売業の男(60)を逮捕した。署の調べに「何とか車を取り返さないと、自分が大変な目に遭うと思って必死だった。だめなことだと分かっていた」と話しているという。 逮捕容疑は2025年7月31日、神戸運輸監理部兵庫陸運部で、乗用車が盗難の被害に遭ったと偽って一時抹消登録の申請書などを提出し、26年2月25日にはうその盗難被害を垂水署に届けた疑い。 署の調べでは、男は23年秋に乗用車を販売したが、名義は男のままだった。購入者のローン返済が滞り、連絡が取れなくなっていたといい、署の調べに「警察に購入者を探し出してもらおうとした」との趣旨の説明をしているという。