〈「こんな幻に打たれて死にたい」「壮麗なまでの美」…“強烈な性的恍惚”を呼び起こす伝説の絵画はいかにして生まれたか《万博で注目度急上昇中の天才画家》〉 から続く 大阪・関西万博で『キリスト埋葬』が展示され、日本でも注目度が急上昇中の画家、カラヴァッジョ。斬新な明暗法を用いた写実的な作品で一世を風靡し、ルーベンス、レンブラント、フェルメールら後の巨匠たちにも多大な影響を与えた天才画家は、血の気の多さから殺人に手を染め「呪われた画家」とも呼ばれていた―― 中野京子さんの「名画×西洋史」大人気シリーズ第3弾 『中野京子と読み解く カラヴァッジョと惨劇のローマ』 から、イタリアを代表する画家・カラヴァッジョの波乱万丈の物語を抜粋してお届けします。(全2回の2回目/ 1回目から読む ) ◆◆◆