自宅に約3カ月にわたり実母の遺体を放置したとして、福島県福島北署は28日午前0時5分、死体遺棄の疑いで福島市瀬上町字幸町、無職の女(56)を逮捕した。 逮捕容疑は昨年12月28日ごろ、同居する実母(89)が死亡したことを認識しながら、埋葬などの手続きをとらず、今月27日までの間、自宅に遺体を放置した疑い。同署によると、女は容疑を認めているという。 同署によると、女は実母と2人暮らしで、容疑を認めているという。自宅を訪れた関係者が27日に110番通報し、駆け付けた署員が遺体を発見した。遺体は傷みが激しいが、屋内には争った形跡は見られないという。同署は実母が死亡した経緯などを調べている。 女の自宅近くに住む女性は「母親はスーパーなどで見かけると明るくあいさつしてくれて優しい人だった。何かしらの病気で通院していたと聞いていた」と話した。 また近隣住民の男性は「昨年、母親が荷車を押しながら買い物や散歩している様子を見かけたが、今年になって見かけなくなった。娘さんは最近見かけず、どんな人かも分からない」と語った。