【AFP=時事】米国務省は4日、殺害されたイランのガセム・ソレイマニ司令官の親族2人が、米在留許可を取り消された後に国内で拘束されたと発表した。 同省は声明で、「昨夜、イラン革命防衛隊(IRGC)の故ガセム・ソレイマニ少将のめいと大めいが、マルコ・ルビオ国務長官による永住権の剥奪を受け、連邦捜査官に拘束された」と述べた。 声明はめいをハミデ・ソレイマニ・アフシャル氏と特定したが、その娘の名前は明らかにしなかった。両氏は現在、移民・税関捜査局(ICE)の拘束下にあるとされており、所在については明らかにされていない。 国務省は「報道および本人のSNSでのコメントによって確認されているように、ソレイマニ・アフシャルはイランの全体主義的でテロリスト的な体制を公然と支持している」とし、新たな最高指導者を称賛して「米国を『大悪魔』と非難している」と指摘した。 しかしイランのメディアは、逮捕された2人が親族ではないと、ソレイマニ司令官の2人の娘が語ったと伝えている。 ゼイナブ・ソレイマニ氏はファルス通信に対し、「米国務省の主張はうそです。米国で逮捕された人物は家族とは何の関係もありません」と述べた。 別の娘で、テヘラン市イスラム評議会の議員でもあるナルジェス・ソレイマニ氏もイラン国営テレビに、「これまで、殉教者ソレイマニ家の家族や親族の誰一人として、米国に居住した者はいません」と話した。 米国務省はAFPの照会に対し、すぐには回答しなかった。 IRGCの精鋭部隊「コッズ部隊」を率いていたガセム・ソレイマニ司令官は、ドナルド・トランプ氏の米大統領任期1期目最終年の2020年1月、イラク・バグダッド滞在中に米軍の無人機(ドローン)攻撃によって殺害された。【翻訳編集】 AFPBB News