「ガッツリ戦うシーンを見られるとは…」デアデビル&ソーズマン“共闘”にマーベルファン歓喜<デアデビル:ボーン・アゲイン2>

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)屈指のダーク路線で描かれ話題となったバイオレンスアクション「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2の第2、3話が、4月1日に配信された。裏社会の犯罪王だった“キングピン”ことウィルソン・フィスク(ヴィンセント・ドノフリオ)がアメリカ・ニューヨーク市長となり、独裁政治を繰り広げている現在。デアデビル/マット・マードック(チャーリー・コックス)をはじめとするダークヒーローたちは、窮地に追いやられていたが、いよいよ反撃ののろしを上げた。(以下、ネタバレを含みます) ■第3話ではフィスク陣営から裏切り者が!? 法律の裏をかき、NY市長という立場を利用して武器の不正取引で私服を肥やし、個人的な恨みを払うために特別部隊「AVTF」を作り、気に入らない自警団を片っ端から拘束しているフィスク。シーズン1のラストで、NY市警のガロ本部長(マイケル・ガストン)の頭を素手でかち割るなど、その振る舞いは“市長”というより、かつての犯罪王そのものだ。一見、街での大型犯罪は減っているが夜間に外出禁止の時間を設けることで市民の生活を制限する戒厳令を敷いた上に、AVTFが問答無用で市民を逮捕しているだけで、街は混沌を極めていた。 犯罪王の素顔をフィスク支持者に知らしめたいマットは、恋人となった元秘書のカレン・ペイジ(デボラ・アン・ウォール)と共に、デアデビルに扮(ふん)し、フィスクの動きをかぎ回っている。 フィスクはデアデビル=マットだと正体を知っているが、マットはフィスク夫妻が都合よく利用してきた元FBI捜査官の殺し屋・ブルズアイ/ベンジャミン・ポインデクスター(ウィルソン・ベセル)の銃弾からフィスク“市長”を守ってくれた人物。フィスクが正体をバラすことは賢い選択ではない。そこでフィスクは、弱者救済を行う弁護士というマットの表の顔を利用し、保護する名目で、市民に彼の行方を捜索させる作戦に出る。 結果的にマットは、ブルズアイに命を狙われる善良な弁護士、フィスクが(内密に不正輸入をしている)大型船をNY湾に沈めたテロリストのデアデビルとして、両方の顔で追われることになってしまう。だが、彼は止まらない。そして、フィスクに一矢報いようと考えているのはマットだけではなかった。 フィスクの裏の顔に気付いているジャーナリストのBB・ユーリック(ジェニア・ウォルトン)は、動画で「キングピン市長」の歪んだマスクを被って彼の悪事を茶化しながら暴き、市民は街のあちこちに「FISK YOU(フィスクくたばれ)」というペイントを施している。そして、第3話ではついにAVTFの中から、デアデビルたちをレジスタンスと呼び、協力を申し出る者も現れた。 シーズン1終盤から作品全体のディストピア度が増していたが、ようやくダークヒーローの反撃が始まるようだ。その足がかりとして、まずはフィスクが再興をもくろんでいたレッドフックへの資金提供を断ったことで投獄されていたソーズマン/ジャック・デュケイン(トニー・ダルトン)を奪還。ソーズマンがデアデビルと共闘して、他の拘束者たちも助け出す。その作戦には、不当に逮捕された叔母を助けるために、アンジェラ・デル・トロ(カミラ・ロドリゲス)も参戦していた。彼女はシーズン1で殺されたホワイト・タイガー/ヘクター・アヤラ(カマル・デ・ロス・レイエス)の姪であり、シーズン2で新たな“ホワイト・タイガー”誕生となるか、楽しみが増えた。 ■デアデビルとソーズマンの“囚人解放アクション”が話題 そして、もう1人動向が気になるフィスクの側近がいる。フィスク市長の下で若き副市長となったダニエル・ブレイク(マイケル・ガンドルフィーニ)だ。出世欲が強く、フィスクの悪いところを吸収してきたが、「キングピン市長」の配信者が友人のBBであることに気付いた彼は、自分とBBの身を守るために動画の存在を伏せていたことで陣営内で劣勢に。 ところが、あらゆる人の弱みを握るためにしていた情報収集の経験を、今度は内部の人間に向け始める。彼の中の正義がどこにあるのかは不明だが、今後、我が身かわいさで暴走する余地は十分にありそう。もしその時が来たら、彼がどちらの道を選ぶのかにも注目したい。 第2、3話を見たマーベルファンからは「ガッツリ戦うシーンを見られるとは…」「囚人解放のアクションが良かった」「2人の活躍が見られてうれしかった」「ソーズマンがここに来て、本格アクションすると思わなかった」と、デアデビルとソーズマンの共闘に歓喜する声が多数寄せられた。 現実でも世界各地で不穏な空気が広がる中、今作のようなダークな世界から目を背けたくなるかもしれないが、第3話で一気に“反撃”の雰囲気が強まってきた。最終回の第8話まで、彼らがいかに立ち上がり、いかに戦うか。目を逸らさずに見届けたい。 「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2は、毎週水曜に新エピソードをディズニープラスで独占配信中。 ◆文=及川静

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